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活動の報告(道草通信より)

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第13回「非行」を考える親たちのつどい
 に参加して


久々に道草の会に参加しました。総勢14名で、終始和やかな落ち着いた雰囲気でお話を聞いたり、話し合ったりすることができ充実した時間を皆さんと共有することができました。
第1部 上田祐子さんの「何が非行に追い立て、何が立ち直る力となるか」のお話は、2012年NPO非行克服支援センターがおこなった調査結果を2年がかりでまとめ、研究されたもので、「非行」当事者の視点から一人の人の非行の最初から立ち直りまでのプロセス全体を検討した全国初の貴重な研究発表です。大雑把に心に残ったことを要約します。
非行の原因は一つではなく、一見フツーの環境で育ってきた子どもでも非行に至っています。様々な経験や出会いがある中で、出会った全ての大人が、子どもを一人の人間として真摯に向き合ったのかどうかも、問うています。非行の立ち直りとは、本人の力が誰かに認められることで自己肯定感を取り戻し、人への信頼を取り戻して、社会につながり適応していくこと。そのためには、子どもを長期的に見ようとする社会の寛容な姿勢が求められています。 少年非行犯罪への厳罰化の流れが強まっている昨今ですが、「罰」という捉え方には、人との出会いという観点が欠けています。子どもを一人の人間として認め、一方的でない双方向の関わりを築き合っていきましょう~とのお話圧巻! 上田さん長い間の御研究本当にお疲れ様でした。
~Tさんのお話を伺って~ 高1から不登校、暴走族、退学、17歳で鑑別所、少年院~大学卒業され、現在34歳の息子さんとの17年間を振り返ってのお話でした。昨年2月に埼玉の例会で親子対談することに3度目の働きかけでやっと「出てもいいよ」と息子さんが返事をくれ、対談が実現できた。その対話の場で、親も息子さんも互いの理解を深め合うことができ~良かった。Tさんは息子さんに17年間聞きたかったが聞けないできた2つの事を、その場で聞くことができた~「答はなかったが聞けて良かった、満足」と、心からほっとした表情で、「息子には息子の言い分があったのだと、気づかされた」というお話に感動させられました。Tさんにも息子さんにも拍手を送りたい嬉しい気持ちになりました。「この会での出会いがあったから、息子と話す場をいただいて、いい親子関係が生まれてきた」としみじみ嬉しそうに語ってみえました。 (文責:S)